EVEN - ORIGINAL , ORDER FURNITURE STUDIO : DIARY

oderimg


DIARY

Unit Cabinet

2020/06/09

10個の箱(下部脚付き)、組み合わせ変更が自由なユニット収納を納めました。

1つの幅が84cmなので、並べるとかなりのスケール感です。

実際はダイニングと部屋とに分けて設置しましたが、用途による組み換え変更や将来的な引越を考慮したご要望です。

楢の自然な表情が加わり、空間に落ち着きが増したように感じました。

わがままを受け入れていただき、長らくお待たせしました。
以前納めさせていただいたダイニングテーブルに加え、その他のご注文も予定して頂いていますので、その時にまた紹介できればと思っています。

引出しが計6杯、フラップ収納扉が6枚。

上部に扉が収まるので、開けた時の見栄えがいいです。



重ねた時のズレ防止用のダボは、水屋箪笥等であれば直径10mm前後の丸棒で行いますが、今回は天板に見える格好となるので、ご相談の上あえて40mm角のブラックチェリーを用いて意匠性を持たせました。

もはや「ダボ」と呼んでいいものかわかりませんが、差し込まれる時の安定感は抜群です。


引出しや扉の手掛かりは違和感がなく、それでいてよく見ると美しさがある事。

面の取り方等、細やかな部分が全体の印象を決めます。



Situation

2020/04/15

昨今大変な状況が続いていますが、皆様の健康と、感染された方々のご回復を願います。


工房見学等はご遠慮いただいていますが、電話やメールでのお問い合わせは随時対応しております。


楢材を予定よりも多めに、まとめて仕入れました。

これだけあれば、しばらく選定に困らないほどのストックになるぞ、と気分は上々。


…と思いきや、いざ木取りしてみるとほぼ使い切る結果に。

人生は、そんなに甘くない。(←単なる見込み違いデス)
    

AV08-2 + LDT

2020/03/29

今日はAV08-2とマガジンラック付きのセンターテーブルを納めに四日市へ。

全艶のフローリングに対してどういう見栄えになるのか、搬入時には少し不安を覚えましたが、互いが映えるような収まり方をしてくれました。

そんな空間要素になり得るのは、天然木と自然塗料にて、手間を掛けて製作した家具だからこそと、その強みの確信を深めます。






赤外線を少しでも通すための扉格子の面取りが、扉を開けた時の美観に。

扉はご要望にて、ソフトダウンステイを取り付けた仕様にしています。

使用時の安心感があるので、今後はそれを基本仕様に変更しようと思う機会となりました。



楕円のローテーブルはソファ前のセンターテーブルとしての配置ですが、床に座って食事ができる高さ設定。

脚を外せば酒卓にもなります。

ご要望に対応することで、気付きを与えていただくことも多くあり、次へのアイデアの源にもなってくれます。

帰りは桑名に寄り、蛤を土産に買いました。
桑名に住んでいた時代がありましたが、まともに食べた記憶もありません。

それを後悔する位、感動的な美味しさ。

様々な気付きと発見があるのは納品の機会のおかげ。

感謝です。



Works In Toki

2020/02/24

キッチンバックの収納横にカウンターデスクを設置完了しました。

全長6.3M d 600mm h850mm

とても立派なスケールで存在感がありますが、一体感と統一感が相まって、すっきりとした収まりです。



スリットを設けたダイニングテーブル(w1800 d850 h700)も加わり、ブラックチェリーの質感が気持ちいい空間になっています。

DC#06を1脚先行して納め、DC#05が完成するまで展示の椅子を貸し出しさせて頂いていました。



b/cで製作のDC#05も綺麗。

ナチュラルな質感の座面生地との相性も良く、納得の出来です。

3脚のDC#05を納めて完了です。

ご依頼頂いてから内容については基本的にお任せして頂いたので、責任をもって、気持ち良く設計・製作に当たらせていただきました。

今回のクライアントは工務店任せではなく、フローリング材からキッチンに至るまでご自分で発注する程、積極的に好きなモノを探す方でした。
その選択も潔いので、格好よくも落ち着きがあり、住んで心地の良さそうな邸宅になりました。

その一旦に参加・お手伝いできた事が、何より嬉しく、ありがたく思っています。



Playful

2020/02/06

ブラックチェリー(b/c)のAVボード。
W1800 D385 H420

シャープでカチッとしたデザインに仕上げたくなる寸法比率ですが、柔らかさを持つような遊び心を各要素に含めています。

やや小さめの手(指)掛かりの奥には、ハードメープル(m/p)がちらりと見えるよう埋め込み。



アシンメトリーで、ややポップな表情が空間に似合っています。

想像して設計したものを製作で具現化して、ようやく室内との相性が実際にわかるのが納品時。

納めたその姿を見る瞬間は常に緊張もありながら、一番の楽しみでもあります。


DC#05を初めてb/cで製作しています。

こちらも樹種や張生地によってどう雰囲気が変わるのか、完成型が楽しみです。



  instagram