2020/08/01

御山桜のテーブルを横浜の友人宅に納品しました。
W1470 D700~850 H700 t29
一枚の長い板を半分に切り、それを接ぎ合せて製作。
変形や伸縮が大きくて、色の悪い「白太」と呼ばれる部位(皮に近い辺材)も少ない希少材なので、皮を剥いたそのままの形状で加工・仕上げしています。

比較的通直で素直な板ですが、それでも木目の表情には力強さを感じますね。

こうした天板だと脚の構造を複雑にしたくなる衝動もありましたが、使い勝手が良いことを優先しています。
その他デザイン等の諸条件を思考した結果としてですが、脚部は意図せず鳥居に似たような形状になりました。
コロナ禍で横浜を呑み歩くようなことは出来ませんでしたが、さらっと過ぎるような、気の置けない友人との久しぶりの時間を過ごすことができる機会にもなりました。
2020/07/02

畳ベッドを納品しました。
部屋を広く見せるために棚やヘッドレストを作らず、小物やランプスタンドを置く小スペースのみを設けたフラットな仕様。
クライアントのアイデアでしたが、その意図通りの収まりになり、こちらまで嬉しくなりました。
畳のサイズは規格(3×6尺)の1畳ではなく、現代人の体に合わせて2000×1000mmの物を使用しています。

井草の香りと無垢の質感。
それ以上の飾りを加えない贅沢さ。
通気性もばっちりです。

筍との戦いの真っただ中… のはずが、早々に蜂に刺され、2年前に発症したアナフィラキシーショックで再度病院送りとなりました。
その後は蜂除けスプレーとキンチョールをポケットに差し込みながら少しづつカットしていますが、どうにも腰が引けてしまっています。

御山桜のテーブルを製作する機会がいよいよやってきました。
割れや入り皮がありますが、質は逸品の板です。
南西に向かって手を合わせてから製作に入っています。
2020/06/14

昨日はレッドオークのAVボードを納品しました。
W1820 D390 H390 r/o
背後の木製壁面にちょうど合わせた幅サイズです。
本体のみならず、空間としても浮遊感が効果的に作用してくれています。

木目の表情が特に重要となるようなデザイン・設置場所なので、木取りは当然ながら慎重に。
仕上がりに制作としての意図や想いを感じて頂き、喜んでいただけた事が何より嬉しいです。
搬入のお手伝いをお願いしていたので、雨予報の中どうなる事やら、と思っていましたが、幸運にも雨に打たれることなく無事完了できました。

週末の雨で筍が一気に勢いを増して出現。
これから1か月間、筍との戦いのゴングが今年も鳴りました。
※工房での打ち合わせを、当面の間マスク着用ながら開始しています。
お越しの際のご連絡、お待ちしております。
2020/06/09

10個の箱(下部脚付き)、組み合わせ変更が自由なユニット収納を納めました。
1つの幅が84cmなので、並べるとかなりのスケール感です。
実際はダイニングと部屋とに分けて設置しましたが、用途による組み換え変更や将来的な引越を考慮したご要望です。
楢の自然な表情が加わり、空間に落ち着きが増したように感じました。
わがままを受け入れていただき、長らくお待たせしました。
以前納めさせていただいたダイニングテーブルに加え、その他のご注文も予定して頂いていますので、その時にまた紹介できればと思っています。

引出しが計6杯、フラップ収納扉が6枚。
上部に扉が収まるので、開けた時の見栄えがいいです。

重ねた時のズレ防止用のダボは、水屋箪笥等であれば直径10mm前後の丸棒で行いますが、今回は天板に見える格好となるので、ご相談の上あえて40mm角のブラックチェリーを用いて意匠性を持たせました。
もはや「ダボ」と呼んでいいものかわかりませんが、差し込まれる時の安定感は抜群です。

引出しや扉の手掛かりは違和感がなく、それでいてよく見ると美しさがある事。
面の取り方等、細やかな部分が全体の印象を決めます。
2020/04/15

昨今大変な状況が続いていますが、皆様の健康と、感染された方々のご回復を願います。
工房見学等はご遠慮いただいていますが、電話やメールでのお問い合わせは随時対応しております。

楢材を予定よりも多めに、まとめて仕入れました。
これだけあれば、しばらく選定に困らないほどのストックになるぞ、と気分は上々。

…と思いきや、いざ木取りしてみるとほぼ使い切る結果に。
人生は、そんなに甘くない。(←単なる見込み違いデス)